取組状況を適切に把握するための体制
当会では、「理事会」を金融円滑化に関する管理態勢の整備・確立に関する重要事項の最高決議機関として位置づけるとともに、次のとおり、その取組状況の適切な把握に向けた体制を整備いたしております。
管理責任者・担当者の設置
当会では、貸出担当理事を金融円滑化管理にかかる態勢全般の統括者(管理責任者)とし、当会全体の金融円滑化に関する方針や施策の徹底に努めております。
また、貸出関連部門である食農営業部の部長を管理担当者とし、金融円滑化に関する方針や施策の部内への徹底に努めております。
統括部門の明定
当会では、取組みが遺漏なく、かつ円滑に為されるよう、次のとおり関連部門を統括する部門とその役割を明確にしています。
全体統括部門:経営企画部
管理責任者の指揮のもと、当会の全体統括部門として次の役割を担っています。
- 金融円滑化に関する方針・規程の制定および改廃の立案ならびに決定後の周知に関する統括
- 貸付条件の変更等の申込受付状況・実施状況の開示、行政当局への報告
- 貸出部門(食農営業部)の対応状況のモニタリング
- 上記事項等の理事会等への提案・報告
実務統括部門:食農営業部
管理責任者の指揮のもと、お客さまからの条件変更等に関する実務面での統括部門として、全体統括部門と連携のもと次の役割を担っています。
- 金融円滑化に関する貸出実務施策の立案ならびに決定後の周知、実施および進捗管理に関する統括
- お客さまからの条件変更申込に対する対応状況にかかる企画会議および理事会への報告
- 他部門からの照会への対応、およびこれら部門への指示、助言、勧告、または指導
金融円滑化実施状況にかかる記録の作成および保存
当会では、貸出関連部門が、金融円滑化にかかる取引の実施状況記録を作成し、当該記録は10年間保存することとしております。
会議体での協議
当会では、金融円滑化態勢整備にかかる企画、推進及び進捗管理に関する事項については、全理事および全部長等で構成する企画会議で協議し、その結果等を理事会に報告しています。
また、お客さまからお申込みのあった再建・支援を目的とする案件については、全理事、貸出関連およびコンプライアンス統括部門等の部長を委員とするALM委員会の協議を経てその対応を決定することとしています。またこれらの申込案件に対する対応結果については、全理事が認知し得るような仕組みを講じています。
苦情相談等に適切に対応するための体制
当会では、利用者のみなさまの金融円滑化に関するご意見・ご相談に対する窓口を次のとおり設置し、真摯に対応するよう努めております。
ご意見受付窓口(受付時間:平日8時45分~17時00分)
店舗名 |
所在地 |
受付窓口 |
電話番号 |
本店 |
津市栄町1丁目960番地 JA三重ビル1階 |
総務部 |
059-229-9023 |
ご相談受付窓口(受付時間:平日8時45分~17時00分)
店舗名 |
所在地 |
受付窓口 |
電話番号 |
本店 |
津市広明町122-1番地JA三重ビル別館4階 |
食農営業部 |
059-229-9025 |
《参考:体制概要図》
中小企業者様の経営改善・再生に関する支援体制
当会では前掲のご相談窓口にて、中小企業者のみなさまのより円滑な経営改善等に関し、その改善計画策定と策定後の進捗管理にかかる相談をはじめ、必要に応じてその取組みをでき得る限り支援させていただきます。
また、こうした支援内容を充実させるため、外部研修・セミナーの受講によるノウハウの習得、習得したノウハウの内部研修等を通じた担当職員の共有化に取り組んでまいります。
また、中小企業金融円滑化法が平成25年3月末に終了したことに伴い、皆様からの様々なご質問やご相談にお答えするため、各財務局・財務事務所に「中小企業等金融円滑化相談窓口」が設置されました。
財務局・財務事務所の金融円滑化相談窓口